金の糸を使用した金の糸美容術(美容法)は、そのルーツを古代エジプト時代に遡ることができるとされています。
有名な話として、クレオパトラのミイラには、顔面とデコルテにたくさんの金の糸が入っていたことから、クレオパトラも金の糸美容術(美容法)を受けていたとされています。さらに、中国本土や内陸部シルクロード、さらに沿海部を含んだいわゆる中華圏では、金は古来より万能薬として珍病奇病に対して使用されていたということです。
現在の金の糸美容術(美容法)の原型は、1960年代末のフランスで、ジーン・コークス医師が始めたとされています。彼は非常に細い髪の毛ほどの金の糸を皮膚に挿入し、皮膚の若返りを図りました。その後、1970年代から90年代にかけて、ヨーロッパ各地で改良とその変法が編み出され、日本に最初に紹介されたのが、2000年の国際美容外科学会において、スペインのアンドレ・ベラスコ医師による発表です。この方法は、現在の金の糸美容術(美容法)の原型となり、その後、その亜流がロシアから伝わってきたり、ゴールデンリフトなどの名称で日本国内にて行われているのです。